「アスペと定型」の世界(2)

先の記事に書いた「アスペと定型」の関係がネット社会において存在している。

アスペルガー症候群の特徴は、
「知能レベルは正常範囲だが、他者の仕草や雰囲気から多くの情報を集め相手の感情や認知の状態を読み取ることが不得意」である。

例として、言われた言葉を真に受けてしまうということがある。励ますつもりで「テストの点数などさほど大事ではない」とその場しのぎで言うと、“さほど”のニュアンスが分からず、困った考えを持つようになってしまうことだってある。

現実社会で、アスペルガー症候群の人はインプットできる情報が“欠如”してしまっている。これと似たようにして、Eメールやネット掲示板の書き込みというのは、情報が欠如していることが多い。


現時点でのネット事情はアスペルガー的とも言える状態だ。
問題は、ただでさえ情報が限定されて本当の意味や気持ちを量るのが困難な上、
それを未成熟な子供たちが利用する場合だ。

これが「ネット掲示板の書き込みが原因で暴行」という少年犯罪が増えている一因でもある。もちろん、匿名的になんでも書き込みやすいということが大きな原因でもあるが、それをインプットする側が“情報の欠如”という可能性を考えずに、すぐに短絡的な行動に走ってしまうことも問題だということ。

べつにこれは子供に限ったことではない。
大人だってEメールでの会話で誤解や判断を誤ったことは誰しもあるだろう。

言うまでもなく、Eメールやネット掲示板の利用はリスクが大きい。
できることなら、大事な相手ほどEメールのやり取りは極力控えたほうがいい。
できれば電話か直接会って、ね。

自分も大きなミスをしたことがある。
Eメールで怒らせてしまい、関係が切れたことも。。。
Eメールは怖いな〜(^o^;)


このアスペルガー的な困難のあるネット社会の解決策としては、
やはり顔対顔の情報交換だろう。

多くのアニメやSFの映画では、テレビ電話が当たり前になっている。
情報通信技術が発展し、大容量高速データ通信が可能で、画面が綺麗で、カメラも高解像度なのだから、テレビ電話携帯がそろそろ普及しだしてもいい頃だと思うんだけれど・・・(使うかどうかは別として)。ただ、パソコンでのカメラでテレビ電話というのは徐々に普及しているとは思う。

今度買うノートパソコンには内蔵カメラを付けといた方がいいかもね。
あと数年もすれば、「パソコンで気軽にテレビ電話」が当たり前の時代になっているかもしれないから。

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