雨のち晴れ

Vermeer

久々に美術館に行ってまいりました。
この日は午前中雨。
しかし午後には気持ちいい具合に晴れた。

雨が止んで光が雲間から差し込んで来た瞬間というのは、
とってもとっても感動的。

きっとあの人が来てくれたおかげだと思う。
雨のち晴れ。
今までずっと曇天な心模様がこの日はとても違っていた。


東京都美術館ではご覧の通り「フェルメール展」が開催中。
副題は「光の天才画家とデルフトの巨匠たち」。

オランダのデルフトという地に関連した宮廷画家や風俗画家の描いた作品が中心に展示されていた。
印象的なのはその繊細な表現。
木々の葉が一枚一枚数えられるんじゃないかというくらいに細かいタッチだった。
それはもう平面に描かれた絵ではなくて、絵から生えて盛り上がってきたようにも見えた。

風景画の木々の表現にはいつも興味をそそられる。
今回はそういう自然風景の絵はどちらかというと少ない方で、
直線的な建築物や室内に差し込む陽とその影の表現にこだわった「慎重さ」が伝わってきそうな絵が多かった。
直線的な美しさも好きなので、なかなか満足しました。

肝心のフェルメールの絵は7枚くらいしかなく、ちょっと残念だったかな。
フェルメールは「女性の内面」を意識して描いたと書いてあった。
でもちょっと見ただけではその絵が訴えているものは読み取れなかった。
「女性の内面」とはいったい・・・??

ところで、ひとつ気になったのがある。
絵の中の窓辺の部屋の多くは、床がチェス盤みたいな模様になっているのが多かった。
当時は流行っていたのだろうか。


この日の出来事のおかげで、また少し強くなろうと思えるようになってきた。
またこういう楽しい日がやってくるように、自分も頑張ろう(^-^)

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ジブリのレイアウト展

レイアウト展

ちょっと早いですが、
東京都現代美術館で、
「スタジオジブリ・レイアウト展」
が、7/26〜9/28まで展示されるようです。

この美術館では以前、
「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」
がありました。

そのときは行列ができてかなり混んでいました。
その反省からか、今回は日時指定の完全予約制みたいですよ。
つまり、当日この美術館に行ってもチケットは買えないらしいです。
気をつけてくださいね。

ちなみに、
「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」
は、札幌と松山での開催が決まっているようです。
屋久島をモデルにしたもののけ姫に出てくる背景が、
「自然」より自然らしく、
つまり人の心の中に描かれる理想の自然の形を表現している感じで、
とても印象的でした。

興味ある方は是非!

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東京都現代美術館 http://www.mot-art-museum.jp/
「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」 http://www.ntv.co.jp/oga/

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『木下孝則展』へ

汽車道

学部時代からの友達が学会発表の為に横浜に来ていたので、
久しぶりに会うことになった。

懐かしい友達に会うことも久しいが、
電車に乗ること自体が久しかった。

いつものようにあの症状が出るかどうかで不安だったが、
そろそろ自分から外に出なければ治っていかないんじゃないかと思っていたので、
ちょうど良い機会でもあった。

東京駅も横浜駅も、たいそう人が多かった。
でも、友達に会ったらその重苦しさが消え去った。

外を歩いたり、横浜美術館に行ったり、外食をしたり。


「ああ、そういうことだったのか」
と、内心、納得した。

結局、一人で行動していると、自分の体の調子ばかり考えてしまって、
意識しすぎて勝手に「パニック」に陥ってしまうんだな。

特に、気の許せる友達と一緒にいると症状が忘れられる。
レストランの人には失礼だけど、3時間くらい居座って話していた。
気象、環境問題、生物学とかいろんな話題で楽しかったな〜。

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『木下孝則展』

木下孝則、
印象派の時代と重なる時期にフランスでの洋画研究で、名立たる巨匠の影響を受けた。
日本でも写実的な表現を追究し、「一水会」などの創立に関わる。

代表的な展示作品は、
少女やバレリーナ、裸婦像、肖像画、バラなどの植物。

「木下孝則」展で欲しいな〜と思った作品は、
『本棚の前の少女』
みたいな名前だったかな。
Webで探しても全然出てこなかったけど。

あと、
バラの花の作品で埋め尽くされた壁の中に、
一つだけ飾られていた「芍薬」の花が良かった。

それにしても、
平日の夕方の美術館は人が少なくて居心地が良かったな〜(^_^)

美術館は、所蔵する作品を観るのもいいけど、
建物自体の美しさを見るのも好きだな。
特に今回の横浜美術館は面白かった。

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アルフォンス・ミュシャ

なんだろう、絵のスタイルに凄く惹かれた。

研究の関係で「星」が関係するものは特に気になった〜。


『星』シリーズ

『黄道十二宮(ゾディアック)』


曲線美のアール・ヌーヴォー。
光溢れる印象派と共にいつか壁に飾りたいな。

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印象派

以前に「ベルト・モリゾ」の展覧会を観に行ったことがある。
自らの興味で美術の展覧会に行ったのはそのときが初めてだったかもしれない。

その展覧会で、絵の入ったクリアファイルや額つきの絵を衝動買いした。
それほど、モリゾの絵が気に入ったということだろう。

それから数年、
今でもその額は自分の部屋に飾ってある。


でも最近、
「『印象派』ってなんだろう、『ゴシック建築』ってなんだろう」とか、
「自分の好きな写真撮影の構図のお手本となるような画家ってあるのかな」
とかいう疑問が湧いているのに気になっていた。

とにかく、美術をもっと詳しく知りたくなった。
それでオススメの本を聞いてから、大学生協の書店を見てみた。

そしたら、この本を衝動買い。

鑑賞のための西洋美術史入門鑑賞のための西洋美術史入門
(2006/07)
早坂 優子

商品詳細を見る


これは、観易い!
時系列で、代表作の説明、その時代の絵画の特徴、用語解説、Q&Aなどなど、
美術初心者にはありがたい内容だった。


この本を読んで自分の好みに気づいた。
輪郭のきっちりして、直線的な要素が入っている厳格さが綺麗に見えたり、
逆に輪郭が淡く、物から光が滲み出ている感じがとても穏やかで惹きつけられる。

ちょうどその両方の要素が入っている写真がこれ。
工学

直線的な建物と、青空に混ざり合いそうな桜。
それと、接写自体にも、ピントが合っているところはくっきりしていて、
それ以外は淡く滲んでいくところが好きだ。

桜の下でも春 3


西洋美術では印象派の、
「ベルト・モリゾ」 (解説)
ブージヴァルの庭のウジェーヌ・マネと娘(田舎にて)

『光の画家』という異称を持つ「クロード・モネ」
睡蓮の池、バラ色の調和(太鼓橋)

これらはまさに、「淡い輪郭で光が滲み出て」いるように見えて好きだ。

モリゾの人物画、モネの風景画の画集を買うことに決めました(^o^)

モリゾ/西洋絵画の巨匠6
『モネの庭』花々が語るジヴェルニーの四季

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